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就職活動について(続き2)

前回のブログで内定をいただいた話をしましたが、就職活動の日記はまだまだ続きます。

今回は5社目、E社です。
概要:外資系金融機関の日本法人。金融機関の中でも某分野に強みがあり、圧倒的な世界シェアを誇る。某スポーツチームのメインスポンサーを務めており、欧米での知名度は高い(らしい)。

E社の面接はD社の最終面接のあった翌日に行われた。
このE社、外資系らしく、1日で1次面接から最終面接までやってしまうという。
1次面接はテクニカル担当の方々で、こいつが本当にITスキルを有しているかどうか、根掘り葉掘り聞かれた。VBAプログラミングには自信がなかったので、適当に合わせる以外になかったが、SPSSを使った統計調査(クロス集計)の話をしたところ「こいつ、本当に統計処理をやってきたんだな」ということを理解してもらえたようだ。
2次面接は、人事担当の方々との面接であった。今まで他社の面接で磨かれた自己PRで掴みは上々(の様子)であった。ここでは、「なぜ大学院に進学したのか」→「ビジネスに生かすため。実際、事例研究をとおして自分のビジネススキルが向上できたことを実感している」と話したときに好感触を得られたように思う。
3次面接は所属部門のアナリストとの面接であった。なんだか眠たそうな表情で、ひたすらカタカナの専門用語をちりばめた話をしてくる。それなりに会計の勉強をしてきたつもりだが、会社の中の仕事は実際に入ってみなければわからない。なので、「まだ御社に入っていないので、詳しいことはわかりませんが、○○ということですか?」と適当に質問&話を合わせることで時間を稼いだ。
最終面接はCFOとの面接であった。このCFO、どうやら私の出身監査法人のOBらしく、「仲間~♪」な雰囲気で話をしていた。CFOということで上級職であったが、ラガーシャツにチノパンという非常にラフないでたちは、外資系企業らしい。
その後、自分が監査法人ではなく、一般事業会社で働きたい理由を述べたところ、非常に好感触で、終始円満な雰囲気であった。
面接終了は19:30頃。もうオフィスは真っ暗で、意外に帰りが速い会社なんだな、と思った。


その後、前回のD社から内定をもらったことで、転職エージェントに内定の報告と就職活動の終結を宣言した。
……が、転職エージェント経由でE社から連絡が来た。
「今すぐ、来い」と。

E社に行ったところ、CFOが待っていた。
そして、
「別の会社から内定をもらったらしいね。
 うちの会社もこの場で内定を出すから、考えてよ。
 その会社からいくらでオファーが出てるの?
 じゃあ、うちはその3割増しの条件でいいよ。」

3割増し?!
ということは……その額に一瞬目がくらんだ。これで大学院の奨学金を返せる……でも、D社には入社以降を伝えているので、困った。
そこで、CFOは「じゃあ、15分待つから、その間に、その会社の人と話をつけておいて」と言って出て行った。
監禁された……本当に困ったことになった。
仕方なく、D社に電話を掛ける。
「あの……KAIKEI侍ですけど、このような状況になってしまいまして、給与等の具体的な条件を伺いたいのですが、担当者の方はいらっしゃいますか?」
「すみません、○○は今、××国に出張中です」
困ったな……持ち帰りにさせてもらうか。

CFOを待つ。
……入ってきた。
「どうだった?」
「担当者の方が××国に出張とのことで、具体的な条件は聞き出せませんでした。つきましては、本件はとりあえず持ち帰りとさせていただき、後日……」
「それは困る! 今すぐ結論を出してもらわないと。現時点ではKAIKEI侍君が筆頭だけど、別の候補者も待っているんだから。」

……いよいよ困ったことになった。
しかも、CFOは巨漢で、目がギョロっとしていて睨まれると怖い。
本当に困った。
会社の魅力、自分の雰囲気に合っているのはD社だ。
でも、給料等の条件では圧倒的にE社だ。
……どうすればいいんだ……

その時、風の声が聞こえた。
 「西へ行け」「西へ行け」
前回のブログでも書いたが、初回勤務地は地方になる可能性が高かった。いや、むしろ確定と言ってもいいだろう。
その地は当時住んでいた場所よりも西の方角にあった。
だから、その地が呼んでいるような気がした。

「すみません、大変ありがたいお話なのですが、今回は見送りとさせてください。大変申し訳ございません」

断ってしまった……。
でも、後から考えてみたら、非常に良い意思決定ができたように思う。
まず、CFOのスタイルも私とは合わない気がした。
私は少なくとも10年は腰を据えて仕事のできる環境に身を置きたいと考えていた。しかし、CFOは「10年だったら、会社を2~3個移ってるよ!」と言った。この根本的な考え方が違っていた。
さらに、E社は外資系企業の日本法人なので、英語を使う機会は頻繁にあるが、実際に海外に赴任する機会はほとんどない。その点、D社はむしろ「積極的に行ってくれ」という姿勢で、私の希望と一致していた。

このように、E社のCFOに迫られたときは、完全に直感で意思決定していたが、後から考えると非常に合理的だったように思う。
将棋の羽生善治が言うように、「直感の7割は正しい」というのは本当かもしれない。

とはいえ、外資系企業の非常に良い条件の案件を蹴ってしまい、その日は飲んだくれた。
ベロベロに酔って、本当に良い気持ちだった。
酔いながら、D社の応対をしてくれた人に挨拶をしておこうと思った。

「もしもし、KAIKEI侍ですが、例の外資系企業の話、断りました。私は御社(D社)で頑張りたいと思います。どうかよろしくお願いします」
「え? 断っちゃったの? でも、嬉いねぇ、こっちの仕事は楽しいよ」
本当にそう思う。D社から内定をもらえてよかった。この会社で頑張ろう!


……
その後、修士論文を作成に注力して、無事に大学院を修了。4月から晴れてD社に勤めることになりました。
公認会計士協会のいうところの「組織内会計士」っていうやつですね。
今は経理業務について実地訓練をしています。会計の知識があっても、経理業務がわからなかったら話にならないですからね。
会計士試験では絶対に勉強しないような内容が続々出てきて、ヒーヒー言いながら勉強しています。
でも、まぁ、毎日充実していますし、これからも頑張り続けます。
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No title

>ただ、この後、波乱が生じることになる

面白い。久しぶり!元気ですか?
もっと波乱があったのでは?笑

Re: No title

元気です!
波乱のことを書くと・・・長くなるので自重します。

> >ただ、この後、波乱が生じることになる
>
> 面白い。久しぶり!元気ですか?
> もっと波乱があったのでは?笑

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ありがとうございました♪

急なお礼で困惑させているかもしれないんですが…(汗)KAIKEI侍!!!さんのブログ見させてもらって、下にばかり落ちてく気持ちを止めることが出来たというのか
気がついたら少し上向きになった気がしました。
良い言葉が出て来ずもどかしいのですが感謝してます。
厄年ではないはずなのに悪い事ばかり降りかかりため息ばかりの日々を過ごしていて
少しでも気分転換になればとブログのお散歩してたんですがだいぶ心が軽くなりました。

素敵なブログを書かれているKAIKEI侍!!!さんに今の悩みを聞いて頂けたらなとふと思い、勇気を出してコメントさせてもらいました。

突然でご迷惑ならすみません。
聞いてもらえるだけでいいので連絡してもらえませんか?
プロフィール

KAIKEI侍!!!

Author:KAIKEI侍!!!
ようこそ!
KAIKEI侍!!!です。
国際派会計士を目指し、会計と英語の勉強に明け暮れる毎日です。

<プロフィール>
2007年6月 公認会計士試験 短答式試験合格
同年9月 某監査法人入社

・・・その後、働きながら論文式試験突破を目指すも・・・

2009年11月 論文式試験不合格
(ただし、科目合格(監査論・租税法・経営学))
 11月末で監査法人を退社。勉強に専念。

2009年12月 第Ⅰ回短答式試験受験→合格
(短答対策:13日間)

2010年11月 公認会計士試験合格

2010年11月 TOEIC 900点

2010年12月 税理士試験(簿記論)合格

2011年4月 大学院博士前期課程 進学

2012年5月 日本公認会計士協会 修了考査合格

2012年12月 公認会計士登録

2013年3月 大学院修了見込
→2013年4月より,就職予定。

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